映画【レヴェナント 蘇えりし者】の感想(ネタバレあり)

レヴェナントの感想

『BLTN PIGUMO’s BLOG』管理人のピグモ( @p_igumo)です!

昨年、

『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』

でアカデミー賞を受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥが監督の映画で、

主演はレオナルド・ディカプリオ、敵役でトム・ハーディと監督、俳優ともに豪華メンバー!

なんとこの映画で、

イニャリトゥは2度目の監督賞、

ディカプリオは5度目のノミネートにして初の主演男優賞を受賞しています!

あの演技で受賞出来なければ、そりゃあおかしな話ですよ!

しかも、音楽を担当しているのがあの坂本龍一です!

レヴェナント:蘇えりし者 (字幕版)

アメリカで実際にあった出来事が題材

何の予備知識もなく見たので後から知ったのですが、

ヒュー・グラスという人物を題材にしたアメリカの伝記映画だったんですね。

実際にいた人物で、しかも映画の中で起きたことが実話ということにびっくりしました・・・。

レヴェナント

出展:ウィキペディア

ヒュー・グラスのことをウィキペディアで見ていると、

1780年前後に生まれ、

北アイルランドからアメリカへの移民だそうです。

実は、1816年にテキサス州で海賊に捕らえられて2年近く奴隷扱いされ、

途中で船を脱出し泳いで逃げるという、その頃から無茶苦茶です!

その後も先住民ポウニー族の奴隷になり(またかい!)、

ここで数年を過ごしポウニー族の女性と結婚したようです。

映画ではそこの説明がなく、

なぜポウニー族との子供がいるのかが不明だったので、納得出来ました。

グラスを見捨てたジム・ブリッジャーのことも調べていると、意外と有名人なようで、写真を見ると普通におっさんでした。

ジム

出展:ウィキペディア

どうしても主人公側に感情移入してしまいますが、

先住民にとってアメリカ人は、バイソンの大量殺戮や、

先住民を殺して大陸を奪おうとしている[野蛮人]で、

映画の中で何度もこのワードは使われています。

最後の方でアリカワ族に見逃してもらったシーンですが、

その時のグラスを見下ろしている時の表情は

「娘を助けてはくれたけど、野蛮人という意味ではそこで争っていたフィッツジェラルドと変わらんよ」

ということなんでしょうか?

レオナルド・ディカプリオ迫真の演技

もともと口数が少ない役柄に加え、

グリズリーに襲われ大怪我を負ってからは、ほとんど喋りません!

というより、喉に怪我をしている為、喋ることが出来ません。

なので、セリフがほとんどなく、感情を目や表情だけで表現しているのですが、

不思議と何を語ろうとしているのかが分かってしまうんですよね〜。

目だけであそこまで感情を表現できるって、本当に凄い!

衝撃的なシーンが多く、

グラスを演じるディカプリオが真冬の雪が積もる中を這いずり回り

冷たい川の中で実際に泳ぎ魚や動物の肉を生で食べ馬の死体の中で真っ裸で寝る

・・・本気度が違います。

映画好きな人からすると、

レオナルド・ディカプリオと言えば演技派のイメージだと思いますが、

映画をあまり見ない人からすると、

いまだにタイタニックの頃のレオ様イメージのようですね。

とっくの昔にオスカーを手に入れてもおかしくないと思っていたのですが、悲願を達成出来て本当に良かったです!

圧倒的な映像美

映画の冒頭で、

グラスが属する毛皮ハンターの一団が先住民たちに襲われるシーンがあるのですが、

そこでまず映像の迫力に釘付けになります!

一つ一つのシーンがめちゃくちゃリアルで、

どうやって撮影してるのか全く謎ですが、

矢がどこから飛んでくるか分からない緊張感がヒシヒシと伝わり、

そこらじゅうで人が殺され、燃えています。

ほとんどのシーンで照明を使わず、自然光で撮影しているそうで、

確かに全てのシーンが神秘的な映像でした。

肝心のグリズリーに襲われるシーンは、安っぽいCGではなく、本当にグラスが目の前でグリズリーに食べられているかのように感じました!

グリズリーの息遣いや声が目の前で聞こえてきそうで、

野生動物の恐ろしさを「これでもか!」というくらい見せつけられ、

自分は絶対に熊が出没するところには行かないでおこうと思うキッカケになりましたね。

グリズリー

出展:ウィキペディア

グリズリー(ハイイログマ)を調べると、

時速50kgで走り、川も泳ぎ、木も登る。シカやバイソンなどの草食動物、魚、木の実など何でも食べる雑食で、別の種類の熊も食べるそう・・・。

こんなのに襲われて戦いに勝ったグラスが伝説になるのは当然ですね。

まとめ

時間は2時間30分以上ありますが、見ている最中は全く長さは気になりませんでした。

これは家ではなく、映画館で見ないといけませんでしたね。

こんなにも完成度の高い映画を見たのは久しぶりな気がしますし、

もしこの記事を読んで観るかどうかを迷っているのであれば、絶対見たほうが良いですよ!

ただ、少しグロいシーンもありますので、グロいのが全く駄目な方は、予告などを見て大丈夫かどうか判断してからにして下さい!

レヴェナント:蘇えりし者 (字幕版)