『後味悪い鬱映画』ピグモのオススメ25選

『PIGUMO’s BLOG(ピグモのブログ)』管理人のピグモ( @p_igumo)です!

私ピグモがオススメする『後味が悪い鬱映画』をご紹介させていただきます!

25選でキリが良かったので省いてしまった映画もありますが、別の記事でもご紹介出来たらと思います!




アメリカンヒストリーX

白人至上主義者のデレクを演じるエドワード・ノートンと弟役のエドワード・ノートン(ターミネーター2のジョン役)が出演しています。2人共スキンヘッドがよく似合っていてめちゃくちゃ格好良いです!刑務所でのある出来事がキッカケとなり改心したデレク。刑期を終え刑務所を出所し、家族と一緒に生活することで平和な日々が訪れようとした矢先、ある事件が起きます。最後にあのシーンがなければ良い話でスッキリ終われたのですが、人種差別、人の恨みや憎しみを無くすことの難しさを痛感します。

ボーイズ・ドント・クライ

性同一性障害についての問題を深く考えさせられる映画で、主演ヒラリースワンクの迫真の演技に引き込まれます。女優さんなのですが、もはや男性にしか見えません!物語の舞台が1993年に実際に起きた強姦・殺人事件ということで、そこまで大昔というわけではないですが20年以上前だと今ほどLGBTの考え方が受け入れられてなかったでしょうから、このような悲しい事件が起きたのだと思います。とても重たく救いようのない結末が物語の終盤に待っています。

ムカデ人間

簡単に説明すると、3人の人間の肛門と口をそれぞれ繋げてムカデ人間を作りたい、という狂った野望を持った医者に拉致される人たちの話です。拘束されたままムカデ人間への手術内容を聞かされる時の絶望感は、この手の映画が好きな人からしたら堪らないシーンだと思います!私は2のグロさにリタイアして3は観てないのですが、1はグロシーンは少ないので、直接的な描写が苦手な人でも観れると思います。

ミリオンダラー・ベイビー

クリントイーストウッド監督の作品です。主演はまたもやヒラリースワンク!こういう役をやらしたら右に出る者がいないでしょう!親からの愛情を受けず貧乏生活の中で育ったマギー(ヒラリースワンク)がボクシングでの成功を収めかけた時、観ている私たちと一緒にどん底へと一気に突き落とす最悪の出来事が・・・。なかなかインパクト強めの後味の悪さです。

エイリアン3

言わずと知れたエイリアンの3作目で、監督はセブンやファイトクラブのデヴィットフィンチャーです!冒頭で、エイリアン2で助けたはずの女の子含めた登場人物を全員死亡させるという最悪な始まり方をします。主人公のリプリーがエイリアンに寄生されていることが分かった時点で助かる見込みゼロという圧倒的バッドエンドへの伏線!全体的に終始暗い雰囲気なので、エイリアン2で出てくるような、『リプリー キタ━ーー(゚∀゚)ー!』といったテンションの上がるシーンは一切ありません。

カッコーの巣の上で

ジャックニコルソンと言えば、あの怖い顔で有名なシャイニングを思い出すことが多いと思いますが、この『カッコーの巣の上で』に出てくるジャックニコルソンの主人公感は半端ないです!やることは破茶滅茶ですが、患者へのイジメが横行している精神病院内での闘う姿勢は観ていて自然と応援したくなります!それにしてもロボトミー手術、怖いですね・・。こんな手術が昔は普通に行われていたとは。

ジェリー

オススメに入るのか微妙な作品です。正直私自身、観ていて途中寝てしまいました!砂漠で遭難した2人の男性の話なのですが、最初から最後まで永遠に砂漠の景色しか映りません。遭難をリアルに描きすぎて、観ていて全く面白くありません!そういう意味では、ある意味後味悪いかもしれませんね。ただ、妙に私の記憶に残っているので、インパクトのあった映画なんだと思います。マット・デイモン、ベンアフレックの弟、監督がガス・ヴァン・サントと何気に関係者は無駄に豪華!

パッション

私の好きなメル・ギブソン監督の作品で、イエス・キリストが殺されるまでの12時間を描いています。これ系の映画は宗教の感覚が薄い日本人が観ても理解しづらい部分がありますね。目を背けたくなるような拷問を受けるイエス・キリスト、それでも相手を赦そうとする姿には感銘を受けますが、キリスト教の人が観ると、また違った見え方や感想になるのでしょうか。当然ですが、復讐によって相手を倒してスッキリ、といったシーンは1つもなく、終始見ていて胸糞悪いです。

アレックス

この映画は途中で観るのを諦めかけたほど、観ていてかなりキツめのシーンがあります。映画でこんなにも感情を揺さぶられるのか、と初めて観た時は衝撃を受けました。エンドロールからスタートし、逆再生のような形で過去へ向かって話が進んでいくのですが、アレックスの身に何が起きたのか。それが分かった時、興味本位でこの映画を観てしまったことを後悔すると思います!ちなみに、カップルで観るのは絶対にオススメ出来ません!

ソウ(SAW)

人気が出過ぎて今でも続編が公開されていますが、当時この映画が公開された時は「とんでもない映画が出てきた!」と本当に衝撃を受けました。似たような作品が多くありますが、間違いなくこのソウが元祖だと思います。目が覚めたら密室に鎖で繋げられ、理由もわからず謎の殺人ゲームをこの状況下でさせられたら気が狂ってしまいますよね。続編と比べてグロいシーンはほとんどないので残酷な映画が苦手な人でも楽しめると思いますが、これも当然後味は悪いです。

ユナイテッド93

2001年9月11日にアメリカで起きた史上最悪のテロ事件を題材にした映画です。この映画を観ることで、ハイジャックされたユナイテッド93便の中では当日どんなことが起きていたのか、乗客や乗務員はどんな恐怖体験をしたのか、など詳しく知ることが出来るのですが、実話ということもありめちゃくちゃ怖いです。ドキュメンタリーのような作りになっており、演出に余計な肉付けをしておらず淡々と話が進んでいきます。全く救いはなく、『死』という絶望しかありません。最後の瞬間の映像が今でも頭から離れず、この映画を観てから私は飛行機に乗るのが怖くなりました。

エクス・マキナ

人工知能やアンドロイドの映画は多くありますが、この映画はとてもリアルな話だと思いました。ジャンルはSFに属しますが、あと数年経てば現実の世界でも実際に起こり得る内容だと思います。女性型アンドロイドのエヴァがとても魅力的に見えてしまう不思議。あんな感じで接してきたら主人公の男性が恋をしてしまうのも分かるのですが、それと同時に怖くもありますね!だって、実際は人工知能を搭載したアンドロイドなわけですから。私の好きなゲーム『デトロイト・ビカム・ヒューマン』の世界観と少し通じるものがあります。

チェンジリング

子供がいる人が観たらめちゃくちゃストレスの溜まる映画だと思います。これも実話というところがまた驚きです。行方不明になった自分の息子とは別人の少年を押し付けて事件を解決しようとした警察は酷いなと思ったのですが、国や警察なんて今でも汚職にまみれています。それにしても、息子が行方不明になるだけでも死ぬ程ツラいことなのにも関わらず、警察から精神異常者として扱われる怒りや恐怖は相当だったでしょうね。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト

この映画を当時初めて観た時は、とても革新的に感じました。ホラー映画なのですが、ドキュメンタリーのような作りなので「実話なんじゃないか」と錯覚します。このPOVという方法で撮影された映画は今でこそ多く公開されていますが、このブレアウィッチが初なんじゃないでしょうか。低予算で当時撮影したとのことですが、それを感じさせない程リアルな演出で、グロいシーンがあるわけでもないのにめちゃくちゃ怖いです。真っ暗な部屋で観ることをオススメします!

マザー!

こちらもダーレン・アレノフスキー監督の作品で、後味悪いレベルで言うとかなりハイレベルな内容となっております。主人公たちはドラッグによって破滅していくのですが、その様子がまるでジェットコースターのような見事な落ちっぷりなんです。主人公の母親に関しては、ダイエットのつもりで飲んでいた薬が実はドラッグで、最終的には登場人物の中でも一番救いのない状況に陥ります。BGMも1度は聴いたことがあるかもしれないほど、テレビなどでよく使われています。ただのドラッグ映画ではないので、鬱映画を観たい方は必見です!

ブラック・スワン

またまたダーレン・アレノフスキー監督の作品です!良い鬱映画を作ってくれる才能溢れる監督ですね!ラストのナタリーポートマンが黒鳥として踊るシーン、あれには鳥肌が立ちました。普段の柔らかい性格からは想像出来ない体当たりの演技・・・凄い役者さんですね!統合失調症で精神が壊れていく様子はまさにホラーです。

ペイ・フォワード

後味の悪い映画としてこの作品を挙げる人は少ないかもしれませんが、私はどう考えてもバッドエンドだと思います。主人公(ハーレイ・ジョエル・オスメント)は『次は渡せ』の考えで世界に影響を与えたかもしれませんが、本人や母親、先生からしたら本当は嬉しくもないはず。とても良い話で感動系なのにも関わらず後味の悪い終わり方をする映画は珍しいかもしれませんね!

ダンサー・イン・ザ・ダーク

鬱映画を語るには絶対に欠かせないこの作品、もはや伝説ですね!監督のラース・フォントリアの作品には他にも『ドッグ・ヴィル』や『アンチクライスト』などの鬱映画があります。ただ、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の絶望感の方が私は好きで、この作品をキッカケにビョークのことも好きになりました!「頼むから主人公のセルマをこれ以上苦しめないでくれー!」と胸がギュッと締め付けられます。
韓国映画は後味悪かったり暗い映画が多い印象です。その中でも、『オールド・ボーイ』は私が韓国映画を好きになるキッカケになった作品です。主人公のオ・デス役のチェ・ミンシクが演じる終盤のあのシーンですが、日本人の役者でここまでの演技が出来る人が何人いるんだろう、と思います。イ・ウジンの部屋にあった動くウォークインクローゼットがめちゃくちゃ格好良くて、いつか欲しいな〜と思っています!

凶気の桜

当時、窪塚洋介が突然スキンヘッドになった時は驚きました。かなり気合の入った映画で、有名な役者がたくさん出演しています。この頃の窪塚洋介に憧れてスキンヘッドにしていたあの頃、あれは私の中での黒歴史です。ドラッグとは違いますが、周りに利用されて破滅していく主人公たちの様子はレクイエム・フォー・ドリームに類似している部分があります。キングギドラの挿入歌と良い感じにマッチしていて、悪い男に憧れがちな10代の時に観ると窪塚洋介の格好良さに痺れます!

リリィ・シュシュのすべて

後味が悪くかなりの鬱映画にも関わらず、美しい映像とドピュッシーの音楽のお陰で少し救われる気がします。日本の学校が舞台なのでイジメの様子が妙にリアルですし、現実はもっと悲惨なイジメもあると思いますが、それでも観ていて胸糞悪いです。イジメに苦しむ主人公にとって唯一の逃げ場であるネットの掲示板やファンであるリリィ・シュシュまでもが奪われた時の主人公の絶望感、想像したくありません・・・。

冷たい熱帯魚

園子温が監督の映画で、これもなかなか救いがなく理解しがたい終わり方をするので、見終わったあとは何だかスッキリしません。見所はやはり、でんでんが演じる殺人鬼の村田でしょうね。インパクト強すぎです!ユーモアがあり引き込まれるような魅力があるのですが、それがまた怖さを増幅させます。バイオレンスとエロスはセットなんじゃないかと感じさせられる映画です。

サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者

サイタマノラッパーは今まで3作公開されていまして、その最後の3作目がこの作品です。サイタマノラッパーの1番の見所は、やはり最後に流れるワンカットでラップを歌うシーンなのですが、この三作目に関してはワンカットのシーンがなんと15分もあり、2,000人のエキストラも参加しているというかなり大規模な演出になっています。前2作とは主人公が変わり雰囲気も重たいシーンが多く、最後も決して良い終わり方とは言えませんが、まさか前2作での主人公であるIKKUとTOMの存在に救われるとは思いませんでした!かなりオススメなのでぜひ1作目から鑑賞してみて下さい!

DOMINION

最後に紹介するのは動物に関するドキュメンタリー映画で、後味が悪いというよりは、私たち人間がお肉を食べたり毛皮を着ることで犠牲になっている動物たちのリアルを知ることが出来ます。どんな映画よりも気分が落ち込む内容となっていますが、個人的には1番見て欲しい作品です!別の記事でかなり詳しく解説しているので、良かったらご覧下さい!

ドキュメンタリー映画『DOMINION-ドミニオン-』感想と解説(前編)